ジュニパーベリーの精油の効能とは?効果的な使い方や香り付けされた香水についてもご紹介します。

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ジュニパーベリーの効能は不安の緩和や利尿作用、消化不良改善など多岐にわたります。

古くからその効能が注目され、中世には医薬品として重宝されていたジュニパーベリー。

一見マイナーに感じるジュニパーベリーですが、現代でも実はそこかしこで使われているなじみ深い香りなのですよ

有名なのは蒸留酒ジンの香りづけとして使われていることでしょうか?

そのほかにも香水のスパイスとしての役割などで使われていますよ。

今回はそんなジュニパーベリーの効能や使い方などについて調べてみました。

ジュニパーベリーの効能はむくみ軽減や疲労回復など

あなたはジュニパーベリーという精油をご存じでしょうか?

ジュニパーベリーとは北半球に広く繁殖している針葉樹林であるジュニパーの実から抽出される精油のことです。

ジュニパーは古くから魔除け・厄除けとして中世ヨーロッパを中心に使われていました。

また、ジュニパーベリーは蒸留酒であるジンの香りづけとして使用されていることでも有名です。

ジュニパーベリーの主な効能

ジュニパーベリーの効能として、以下のようなものが挙げられます。

心への効能
  • 疲労回復
  • 気分のリフレッシュ
  • ネガティブな感情の緩和
体への効能
  • 体を温める
  • 老廃物の排出
  • 利尿作用によるむくみ改善
  • 関節痛やリウマチなどの痛みの緩和
  • 皮脂抑制によるニキビ予防・炎症の鎮静化
  • 消化不良の改善

ジュニパーベリーは特に体への効能が大きく、昔からハーブティーなどで飲用することによりその効果を取り入れられることが多くありました。

14世紀ごろには医師の常備薬や医薬品として利用されていたほどです。

現代においても、その浄化作用により心身のデトックス効果を期待した使い方をします。

ジュニパーベリーの香りってどんな感じ?

ジュニパーベリーの効能が分かったところで次はその香りについて説明いたします。

ジュニパーベリーの香りの特徴とは

ジュニパーベリーは針葉樹らしい落ち着いたウッディーな香り。

スパイシーな中にもほのかな甘さや苦みがあり、すっきり爽やかな香りが特徴的です。

ただ、少しクセのある香りなため、好みが分かれるものでもあります。

そのため、精油を使う際は単体で使うよりも、他の精油とブレンドしての使用がおすすめです♪

ジュニパーベリーと特に相性が良い精油は柑橘系の香りと同じ樹木系の香りになります。

ジュニパーベリーと相性の良い精油

柑橘系
  • グレープフルーツ
  • ベルガモット
  • レモン
  • スイートオレンジ
  • メリッサ
  • レモングラス
樹木系
  • サイプレス
  • シダーウッド
  • ユーカリ
  • カユプテ
フローラル・ハーブ系
  • ラベンダー
  • ゼラニウム
  • クラリーセージ
  • ローズマリー

ジュニパーベリーは柑橘系と合わせると爽やか、樹木系と合わせるとしっとりと落ち着いた、フローラル系と合わせると甘みがあるまろやかな香りになります。

効果別、おすすめブレンド

【集中力を高める】ジュニパーベリー×レモン×ローズマリー

もともと集中力を高める効果のあるジュニパーベリーに、同じく集中力を高めリフレッシュ作用のあるレモンと記憶力を高めるローズマリーの香りのブレンドです。

【不安を取り除く】ジュニパーベリー×シダーウッド×ラベンダー

ネガティブな感情の緩和に効果のあるジュニパーベリーに不安や緊張を取り除くシダーウッド、同じく不安や緊張を取り除くラベンダーを合わせたブレンドです。

【空気の清浄化】ジュニパーベリー×ユーカリ×クラリーセージ

浄化作用のあるジュニパーベリーに抗菌作用のあるユーカリ、ジュニパーベリーと同じ浄化作用のあるクラリーセージを合わせることで空間を爽やかに心地よくする効果があります。

ジュニパーベリーの効果的な使い方とは?

ジュニパーベリーの効果的な使い方としては、次の3つがあります。

ハーブティーを飲用する

ジュニパーベリーの冷え改善・利尿作用・消化不良の改善効果を狙うのでしたら、ハーブティーで体に取り込むことがおすすめです。

ハーブティーはAmazonで「生活の木」からジュニパーベリー100%のハーブティーが販売されています。

ジュニパーベリーのハーブティーはスッとした爽快感のある味わいが特徴です。

クセが気になる方は他のハーブティーとブレンドしたものを作ってみてはいかがでしょうか?

レモングラス×ローズマリー×ジュニパーベリーのブレンドハーブティー

【材料】(1人分)

  • レモングラス…10本分
  • ローズマリー…小さじ1/4杯
  • ジュニパーベリー…5粒
  • 熱湯…100~200cc

【作り方】

  1. レモングラスのハーブティーは3~4等分に切る
  2. 1.とローズマリー、ジュニパーベリーのハーブティーをポットに入れ、熱湯を注ぐ
  3. そのまま3~5分ほど抽出する

アロマバスで沐浴法をする使い方

冷え改善や老廃物排出効果を狙うのでしたら、天然塩200gにジュニパーベリーの精油20滴と植物油を10mlを容器に入れて混ぜると5回分のアロマバスソルトの完成です。

天然塩には血行促進・デトックス効果・体を温める効果があります。

ジュニパーベリーの精油にもデトックス・体を温める効果があるため、相乗効果で冷え改善に良いです。

直射日光・高温多湿を避ければ、2週間程度は保存ができますよ。

ルームフレグランスで芳香浴する使い方

気分をリフレッシュさせたいときや、お部屋の空気を浄化させたいときに活躍するのがルームフレグランスです。

ジュニパーベリー入りのルームフレグランスでおすすめなのが、下記のものになります。

ロエベ ジュニパーベリー ルーム スプレー

革製品ブランドである「ロエベ」から発売されているルームフレグランスです。

ジュニパーベリーのエッセンスを配合したルームフレグランスで、お部屋の空間を爽やかに清浄化してくれますよ。

フラワー&ルームフレグランスウォーター オーバーザレインボー

ミントの爽やさとジュニパーベリーとサンダルウッドが混ざったウッディーで落ち着く香りのルームフレグランスです。

98%天然成分でできているというこのフレグランスウォーターは消臭機能付き。

そのため、お部屋の不快なにおいを消してくれるという優れものなのです♪

急な来客があっても対応できる嬉しいルームフレグランスですね!

アロマメーゼ ノンアルコール・アロマスプレー

成分がスキンケア水とジュニパーベリーの精油のみでできているというノンアルコールのアロマミストです。

ルームフレグランスとしてだけではなく、ハンカチやコットンを使った芳香浴にも向いていますね。

ジュニパーベリーの精油を使う際の禁忌

ジュニパーベリーの効能や効果的な使い方が分かったところで精油やハーブティーで取り入れる際の禁忌について調べました。

ジュニパーベリーは非常に強い効果を発揮する精油のため、禁忌も多めです。

妊婦や授乳中・腎疾患・肝疾患を持つ人は禁忌

ジュニパーベリーには子宮を収縮させる効果があるため、妊婦や授乳中の方は使用を控えましょう。

また、腎臓・肝臓に疾患を抱えている方は臓器に強い影響を与えるため、使用しないようにしてください。

糖尿病の方は医師に相談して使用する

ジュニパーベリーには血糖値の調節を変化させる効果もあるため、糖尿病を患っている方は必ず医師に使用の相談をしましょう。

私も一型糖尿病を患っているため、使用する際は注意しようと思っています。

長時間・高濃度での使用はしない

ジュニパーベリーの精油は非常に強い効果があるものです。

そのため、健康な方であっても長時間、または高濃度での使用は控えましょう。

特にハーブティーの場合は飲みすぎに注意!

1杯を1日3回程度に分けて摂取し、毎日飲むことはせず間をあけて飲用してください。

ジュニパーベリーが使われている香水3つ

市販の香水にも実はジュニパーベリーの香りが入っているものが結構あるのですよ。

その中でも代表的な香水を3つ、ご紹介いたしますので是非参考にしてみてください♪

ペリハンガン ジュニパー スリング オードトワレ

トップノート(つけた瞬間に立つ香り)にジュニパーベリーが使われている女性向きの香水です。

スパイシーの中に爽やかさやほんの少しの甘みがある香りは大人の女性にピッタリ!

ユニセックスな香りなので、もちろん男性がつけてもOK。

この香りを身にまとうときっとクールな自分をよそおうことが出来ますよ♪

ボトコラックスブラック ル・ディスコーク ジントニック オードトワレ

ぜひ大人の男性につけていただきたいスパイシーでセクシーな香りの香水です。

こちらもトップノートにジュニパーベリーや爽やかな柑橘系の香りが立ち、フローラル系の香りへと変化、ラストノート(後に残る香り)はムスクでセクシーさを演出します。

酸いも甘いも嚙み分けた大人の男性にこそふさわしい香りです。

ブルガリ ブルー プールオム EDT オードトワレ SP

こちらはご存じの方も多い香水だと思います。

こちらはミドルノート(トップノートの後で香り立つにおい)にジュニパーベリーの香りがやってきます。

最初はスパイシーから、徐々にぬくもりのあるウッディーな香りに変化。

正反対のイメージを見事に調和させた香水です。

まとめ

  • ジュニパーベリーの効能にはリフレッシュや疲労回復・むくみや冷えの解消など様々ある
  • 香りは針葉樹らしいウッディーでスパイシーな中にもほのかな甘み・苦みがある
  • ジュニパーベリーは他の精油とブレンドするとよい
  • ジュニパーベリーと相性の良い精油は同じ樹木系や柑橘系のもの
  • 効果的な使い方はハーブティー、バスソルトでの沐浴法、ルームフレグランスでの芳香浴
  • 妊婦や授乳中、基礎疾患を持つ人は使用しない
  • 健康でも長期間・高濃度での使用は避ける
  • 市販の香水にもジュニパーベリーが使われているものがある

ジュニパーベリーの効能は多岐にわたっていることがお分かりいただけたでしょうか?

効能と使い方にさえ注意すれば、高い効果を得られるジュニパーベリーの精油。

あなたもアロマテラピーでうまく取り入れて心身のデトックスをしましょう!