茶香炉とアロマポットの違いを解説!効果や使い方、電気式でおすすめの商品などを一気にご紹介いたします
茶香炉とアロマポットの違いとはお茶の葉を温める時の加熱温度の違いです!
茶香炉は最近じわじわと人気が出てきている茶葉によるアロマテラピーの道具です。
お茶を温めて香り立つその香りを楽しむのが一般的な使い方です。
お茶を温めた時に薫る落ち着く香り、私もとても好きです♪
茶香炉とよく似たもの形のものにアロマポットがありますが、併用は可能なのでしょうか?
この記事を読めば、あなたもきっと茶香炉でリラクゼーションをしたくなること間違いなしですよ!
茶香炉とアロマポットの違いは茶葉を加熱する時の温度
あなたは茶香炉というものをご存じでしょうか?
茶香炉とは、お茶の葉に熱を加え、その香りを楽しむための香炉のことをいいます。
上皿に茶葉を置き、下にろうそくや電球を置いて、ゆっくりと茶葉を温めることにより部屋に心地よい香りが漂うのです。
近年、この茶香炉によるリラクゼーションが人気で、たくさんの種類の茶香炉が販売されています。
そんな茶香炉は、一見するとアロマテラピーに使用するアロマポットと非常によく似た形状をしています。
そのため、「茶香炉の代わりに手に入りやすいアロマポットを使用したい」と考えてしまいますよね。
しかし茶香炉とアロマポットには明確な違いがあります。
その違いとは、茶葉を炒る際の加熱温度の差です。
アロマポットは精油と呼ばれる油を熱するため、上皿の温度が約80℃前後になるよう設計されています。
それに対し、茶香炉は茶葉を加熱して温めるため、上皿の温度が約180℃ほどになるという違いがあるのです。
そのため、アロマポットを茶香炉としてつかうと、温度が足りずに十分な香りが立たないのです。
また逆に茶香炉をアロマポットとしてつかうと精油が加熱されすぎて発火の危険が高いので絶対にやめましょう!
このように、茶香炉とアロマポットは似ているようで別物ですので、茶香炉は茶香炉として、アロマポットはアロマポットとして利用しましょうね。
茶香炉の使い方、出がらしの茶葉やコーヒーでもOK?
茶香炉とアロマポットの違いについて分かったところで、次は茶香炉の使い方についてご紹介いたします。
先ほども軽く説明したとおり、茶香炉の使い方としては、上皿と呼ばれるお皿の部分に茶葉をのせ、下のつぼ型の部分に火のついたろうそくをいれます。
そして上に上皿をのせ、茶葉が焦げないよう、時々茶葉を動かしましょう。
電気式はろうそくの代わりに電球を使って熱しますが、基本的な使い方はろうそく式と変わりません。
茶香炉に使う茶葉は焦げやすい葉っぱの部分ではなく、「茎茶」と呼ばれる茎の部分の茶葉にしましょう。
ちなみに茶香炉で使用した後のお茶はほうじ茶として飲むこともできますよ。
茶香炉は茶葉だけではなくコーヒー豆で使用してもOK!
茶香炉は基本的に緑茶のお茶の葉を使用しますが、必ず緑茶でなければならないわけではありません。
紅茶や中国茶の茶葉やコーヒー豆を焙煎して使用することもできます。
緑茶の香りよりもコーヒーの香りのほうが好きだという方はぜひコーヒー豆でお試しください。
基本的な使い方は緑茶の場合とほぼ変わりませんよ。
出がらしの茶葉でも使用可だけれど香りは薄くなる
もう一つ気になるのが、お茶を入れた後の出がらしの茶葉でも使用できるのか、ということですよね。
結論から言うと良く乾燥させれば使用すること自体は問題がありません。
ですが、やはりお茶を入れた後のものということで、新鮮な茶葉に比べ香りが薄くなってしまいます。
できれば茶葉は新鮮なものを使用し、使用後はほうじ茶として楽しむのがおすすめです。
茶香炉の効果とは?リフレッシュ以外にも消臭効果も!
茶香炉はお茶の葉を使ったアロマテラピー的な癒し効果を期待して使用するものです。
そのリフレッシュ効果はあなたもなんとなく想像がつくことでしょう。
ですが、実はリフレッシュ効果以外にも、消臭効果も期待できることをご存じの方は少ないと思います。
なぜ消臭が出来るのかというと、緑茶に含まれるカテキンには消臭効果があるからなんです。
市販されている消臭剤にもカテキンが使われているほど、カテキンの消臭効果は高く、多少のニオイでしたらお茶の良い香りで消すことができます。
リフレッシュ効果と消臭効果が一緒に得られるなんて、なんだか得した気分ですよね♪
茶香炉、電気式はこの4つが断然おすすめ♪
茶香炉は一般的なろうそく式のほかに電気式のものも販売されています。
電気式は、ろうそくの代わりに電球を使用するため、万が一倒れても火事になりにくく、小さな子供やペットがいる家庭でも安心して使えるのが特徴です。
ここでは、そんな電気式の茶香炉のおすすめ商品4つをご紹介させていただきますね。
ヤマキイカイ(Yamakiikai) 山房石風電気茶香炉
まるで丸い岩をくりぬいたような形の茶香炉です。
上部に細かいネットが張られており、そこに茶葉を置きます。
ナチュラルな形状のため、お部屋の和洋を問わず使用できそうな感じが良いです。
ヤマキイカイ(Yamakiikai) 山房ふくろう電気式 茶香炉
同じくヤマキイカイから、ふくろうの形をした茶香炉も販売されています。
ふくろうは昔から「不苦労」という縁起物とされ重宝されていました。
どこかとぼけた表情のふくろうに癒しを感じる方も多いのではないでしょうか。
こちらの茶香炉はどちらかというと和室向きのデザインをしていると思います。
小栗農園 癒しの茶香炉 ティーセラピーライト
こちらは茶葉販売会社さんが商品開発をされた茶香炉になります。
開発にあたって安全性と実用性の両立を重要視して作られたという茶香炉はシンプルな形状で使い勝手がよさそう。
深い色合いが渋い常滑焼のものと、洋風のお部屋にも合いそうな陶磁器タイプが販売されています。
使用するお部屋のインテリアに合わせて選ぶと良いですね♪
HENGLONG 正龙電気茶香炉
こちらはぽってりとしたつぼ型が可愛い茶香炉です。
本体はセラミック製で、下に木製の台がついています。
色はブラックとホワイトの2色あり、形もシンプルなためこちらもお部屋のテイストを問わず使用できそうです。
また、温度調節機能やタイマー機能がついているので安心して使うことができそうですね♪
茶香炉は無印良品では販売されていない!
シンプルでおしゃれな茶香炉が欲しいのだけれど、無印良品に売っているかな…?
シンプルで使い勝手の良いアイテムが豊富と定評のある無印良品ですが、果たして茶香炉は販売されているのでしょうか?
茶香炉は実は無印では販売されていない!
実は、無印では茶香炉は販売されていません!
無印良品には「磁器アロマポット」というアロマポットが販売されているため、それを茶香炉代わりに使っている方はいらっしゃるようです。
ですが、先にも申しあげたとおり、アロマポットは加熱温度が低いため、茶香炉として使うと香りが弱くなってしまいます。
シンプルでインテリアになじみやすい茶香炉
無印の磁器アロマポットとよく似たシンプルで和洋どちらのインテリアにも合いそうな茶香炉をご紹介します。
無印の磁器アロマポットにそっくりの茶香炉と、専用茶葉やローソクがセットになっていて、初めての方でもすぐに使えます。
茶香炉の色も真っ白で、筒状の形状といい本当に無印のアロマポットにそっくり!
これでしたら、どんなインテリアにも合いますよね♪
こちらは上下に分かれているタイプの茶香炉で、陶器と天然木で出来ています。
木のぬくもりがとてもリラクゼーション向きといえますよね♪
北欧系からナチュラルインテリア、意外と和室にも合うデザインとなっていますよ。
まとめ
- 茶香炉とはお茶の葉をろうそくや電球で温めて香りを楽しむもの
- 茶香炉とアロマポットは形状が良く似ているが違いもある
- アロマポットとの違いは加熱温度の差
- アロマポットを茶香炉として使用すると香りが薄くなるのでおすすめしない
- 茶香炉は緑茶だけではなく他の茶葉やコーヒー豆を使っても良い
- 電気式のものはろうそく式と違い、火事の心配が少ないので子供やペットがいる家庭向き
- 無印良品には茶香炉は売っていない
茶香炉はティーセラピーというアロマテラピーに通ずるリラクゼーションです。
あなたも茶香炉を購入して、香りのリラクゼーションを楽しんでみませんか?
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