お風呂でアロマオイルを使用する時の使い方とは!?肌がヒリヒリする場合の対処法やお風呂用アロマオイルについてご紹介します。
お風呂のお湯に直接アロマオイルを入れることは今すぐやめましょう!
直接入れると、かゆみが出たりかぶれたりと肌に良くありませんよ。
毎日の疲れた体を癒すためにアロマバス(沐浴法)を行う方も多いのではないでしょうか。
しかし、アロマバスは間違った方法で行うと癒し効果がなくなるだけではなく、思わぬトラブルの原因となることも!
この記事を読んで、正しい入浴法を学ぶことで、トラブルなく快適なリラクゼーションを手軽に行うことが出来ますよ。
お風呂にアロマオイルを直接入れても良い?
あなたはアロマバスをする時に、アロマオイルをそのまま湯船に入れていませんか?
入れているという方は、今すぐその習慣を改めましょう、肌に悪いですよ!
お風呂にアロマオイルを直接入れてはダメな理由
アロマオイルをお風呂に直接入れてはダメな理由、それはアロマオイルの性質にあります。
アロマオイルは油に溶けやすく水に溶けにくい性質を持っています。
そのため、アロマオイルをそのままお湯に入れると、お湯とアロマオイルが分離して直接肌に原液が触れてしまうのです。
アロマオイルが直接肌に触れると肌を刺激し、肌トラブルの原因となります。
これが、アロマオイルをお風呂に直接入れてはダメな理由です。
お風呂でアロマオイルを使うときのおすすめ使用方法3つ
じゃあ、お風呂でアロマオイルを使うときはいったいどうすればいいの?
お風呂でアロマオイルによるアロマバスを楽しむ方法としては、以下の3つがあります。
- キャリアオイル(植物油)で薄めて使用する
- 乳化剤と混ぜて使用する
- 天然塩と混ぜて使用する
一つ一つの方法を詳しくご説明していきますね。
アロマオイルを小さじ1杯程度のキャリアオイルに溶かしてからお風呂に入れる方法です。
キャリアオイルは「生活の木」などといったアロマ専門店や無印良品などでも販売されています。
初心者におすすめのキャリアオイルはホホバオイルやスイートアーモンドオイルといったオイルです。
キャリアオイルには保湿効果・美肌効果もありますので、使用するとお肌にも良いのですよ♪
一番安全で、特に敏感肌の方におすすめの方法です。
アロマバス専用の乳化剤がネット通販で販売されていますので、それを使用します。
乳化剤とは水と油のように本来混じりあわないものを均一化させる働きがあるものです。
これにより、お湯にアロマオイルを完全に溶かすことができます。
特におすすめの乳化剤はKENSOのバスオイルです♪
ミネラルを多く含んだ天然塩にアロマオイルを数滴たらしてお湯に溶かす方法です。
塩には体を芯から温める効果がありますので、冷え性の改善が期待できます。
ただし、塩とアロマオイルのみを使用した場合、敏感肌の方だと刺激が強いので肌トラブルが起きやすくなります。
また、アロマオイルの中でも刺激の強いものだと同じく肌トラブルになりやすいです。
そのため、天然塩+アロマオイル+キャリアオイルか乳化剤を使用し、薄めて使うと安心です。
お風呂で使うアロマオイルおすすめの香り
こちらではお風呂で使うのに最適な目的別アロマオイルをご紹介します。
同じカテゴリー内のアロマオイルをお風呂で混ぜて使うこともおすすめですよ♪
リラックスしたいときにおすすめの香り
ラベンダー | 心身をリラックスさせ、イライラを落ち着かせる効果がある |
フランキンセンス | 心を癒し呼吸を整える効果がある |
イランイラン | 鎮痛作用や抗うつ作用があり、心を落ち着かせてリラックスさせる働きがある |
ローマンカモミール | 緊張やイライラを取り除き安らぎを与える効果がある |
安眠したいときにおすすめの香り
ラベンダー | 副交感神経を優位にさせ、セロトニンやメラトニンの分泌を促す効果がある |
ベルガモット | 気持ちをリラックスさせ、深い眠りにいざなう効果がある |
マジョラム | 副交感神経を優位にさせ、不安やストレスを和らげる効果がある |
マンダリン | 交感神経を鎮静化させ、リラックス効果がある |
ネロリ | 自律神経の働きを整え、不安や抑うつ状態を和らげる効果がある |
※ベルガモットの精油には光毒性がありますので入浴後にはお湯で体を流し、念のため5~6時間は紫外線に当たらないようにしましょう。
リフレッシュしたいときにおすすめの香り
スイートオレンジ | 気分を明るくし、緊張をほぐす効果がある |
ローズマリー | 不安をやわらげ、気分を高揚させる効果がある |
サイプレス | 悩みやもやもやを晴らしすっきりさせる効果がある |
レモン | 頭をクリアにして集中力を高める効果がある |
※レモンの精油には光毒性がありますので入浴後にはお湯で体を流し、念のため5~6時間は紫外線に当たらないようにしましょう。
デトックスしたいときにおすすめの香り
ジュニパーベリー | 老廃物の排出を助け、発汗作用がある |
サイプレス | 余分な老廃物や水分を排出する効果がある |
ジュニパーベリーに関してはこちらの記事も参考にしてください。
お風呂用バスオイルを4つご紹介♪
アロマバス専用のバスオイルというのも売っていますので、そちらを使うのも良いですね♪
おすすめのバスオイルは下記の4つになります。
- 生活の木 ブレンド バスオイル ストーリーテリング
- ジョー マローン イングリッシュ ペアー & フリージア バス オイル
- ケンソー バスオイル ハピネス
- アロマセラピー アソシエイツ ミニチュアバスオイルコレクション
いずれも効能は折り紙付きで安心安全、人気も高いバスオイルなのでプレゼントとしても最適ですよ!
アロマオイルをお風呂に入れてヒリヒリする時の対処法
刺激の強いアロマオイルを使用した場合、お風呂に入ってしばらくすると肌がヒリヒリしてくることがあります。
アロマオイルではありませんが、私も冬至に入るゆず湯でゆず果汁に触れると肌がヒリヒリとかゆくなります。
肌がヒリつく場合に行うべきこと3つ
もしアロマバス中に肌がヒリヒリした時の対処法は以下の通りです。
- キャリアオイルやクレンジングオイルで肌についたアロマオイルを拭きとる
- 石鹸をつけてお湯で洗い流す
- かぶれや痛みがひどければ医療機関にかかる
大切なのはまずキャリアオイルやクレンジングオイルで肌についたアロマオイルを拭きとること!
先ほども申しあげたとおり、アロマオイルは水に溶けにくく油に溶けやすい性質があります。
それゆえ、いきなりお湯で洗い流すよりもオイルを使ってふき取ることが必要なのです。
まずはオイルで落とす、その後石鹸できれいに洗い流す、この順番が大事です。
そして洗い流した後も様子を見て、かぶれや痛み、赤みがひどい場合には速やかに皮膚科を受診しましょう!
アロマバスを行う際の注意点
お風呂でアロマオイルを使ったアロマバスを行う際には肌トラブル防止のほかに以下の注意点があります。
アロマオイルにはエッセンシャルオイル(植物から抽出された100%天然のオイル)と合成香料が使用されたものがあります。
お風呂でアロマバスを行う場合には必ずエッセンシャルオイルを使用しましょう!
合成香料の入ったアロマオイルはアロマバスには使用できませんのでよく成分を確認しましょうね♪
幼い子供にはアロマオイルは刺激が強すぎるため、3歳未満の子供に対してはアロマバスは行わないようにしましょう。
また3歳以上の子供に対して行う場合も、通常より少ない滴数で様子を見つつ行いましょう。
免疫力の落ちている高齢者に対して行う際も3歳以上の子供の場合と同様、少ない滴数で行うことが大事です。
アロマオイルをお風呂に入れて追い炊きは風呂釜に悪い
アロマオイルをお風呂に入れて入浴した翌日にお風呂を追い炊きしても大丈夫かな?
1回入っただけのお湯を排水するのはもったいないと感じる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、アロマバス後のお湯を追い炊きすることはやめましょう!
理由は、アロマオイルを使用中に追い炊きをすると、配管にオイルが付着してギトギト汚れの原因となってしまうからです。
これを繰り返すことにより、配管内が汚れ傷める原因にもなります。
もしも誤って追い炊きをしてしまった場合、すぐに排水をしてお風呂の浴槽内を洗ってアロマオイルを落としてから、お湯を満水まではり追い炊きをして配管内をきれいにしましょう。
1回の追い炊きでただちに配管が傷むことは考えにくいので慌てなくても大丈夫ですよ♪
お風呂でアロマストーンを使って芳香浴もおすすめ
「自分は敏感肌だし、アロマオイルを直接湯船に入れて入浴するのは少し不安…」とおっしゃる方におすすめなのが、アロマストーンを使ったバス芳香浴です♪
通常の芳香浴よりも浴室内は湯気が立ち上るため、より高い効果を得ることが出来ますよ。
私のおすすめアロマストーンは下記の3つになります。
無印良品 素焼きアロマストーン
手のひらにのるほどの小さなアロマストーンです。
複数個を容器に入れてアロマオイルを垂らしてつかいます。
こちらの商品は口コミで「少量でも香りがすごく立つ」と評判なんですよ♪
無印良品 アロマストーン皿付
同じく無印良品から、皿付きアロマストーンをご紹介いたします。
真ん中にくぼみがあり、そこにアロマオイルを数滴垂らして使います。
色は白とグレーの2色が展開されていますので、好みで選んでくださいね♪
elemense ポタリーストーンディフューザー
平べったいまるで河原の石を拾って帰ってきたかのようなルックスのアロマストーンです。
3種類の異なるフォルムのストーンがあり、色もホワイト・グレーの2色展開。
滋賀信楽の陶製ストーンはナチュラル志向の方にきっと気に入ってもらえます♪
まとめ
- アロマオイルは肌トラブルの原因となるためお風呂に直接入れない
- アロマバスでアロマオイルを使う際はキャリアオイルで希釈したり、乳化剤をつかったり、天然塩に混ぜたりして使う
- お風呂で使うアロマオイルのおすすめは柑橘系やラベンダー、デトックスしたいときは樹木系のジュニパーベリーやサイプレス
- 肌がヒリヒリする場合の対処法はオイルでふき取り、石鹸を使って洗い流す
- アロマバスをする際には必ずエッセンシャルオイルを使用する
- アロマバスは3歳未満の子供にはしない、3歳以上の子供や高齢者は滴数を減らして様子を見ながら行う
- アロマオイルを入れたお風呂は追い炊きしない
- アロマバスを行うことに抵抗がある場合はアロマストーンを使ったバス芳香浴がおすすめ
お風呂でアロマオイルを使うと、最高のリラクゼーションを手軽に行うことが出来ます。
あなたも正しいアロマバス方法を試して、日々の疲れを癒しましょうね♪
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